2019/10/30
内科を受診する際には、初診料についてしっかり押さえておかなければなりません。これは診察を受けるにあたり、必ずかかるお金です。
それほど高いものではありませんが、具体的な金額や気をつけておきたいこと、お得に済ませるためのポイントについてご紹介するので、参考にしてみてください。
内科受診の際もかかる初診料について
そもそも初診料とは何かというと、医療保険・診療報酬制度によって定められている診察料のことで、保険医療機関で初めて診察行為を受ける際に請求されます。
具体的な金額
医療費は、内科などで行う診療行為ごとに保険点数というのが決められていて、1点10円での計算です。2019年の消費税増税に伴い、診療報酬が変わったのでそれ以前の金額とは異なります。注意しておきましょう。
初診料をみてみると、時間内なら288点なので2,880円(6歳未満は3,630円:363点)となります。これが時間外や休日、深夜などになると高額になるので注意しておきましょう。
また歯科診療報酬は計算が異なり、251点で2,510円となります。
上記金額の1~3割負担
先述した金額のうち、何割負担となるかは人によって変わります。原則的にはかかった医療費の3割負担となるので、860円が実際に支払う初診料ということになるのです。
ただし70歳以降は、所得によって1割~3割負担と自己負担の割合が変わるので注意しておかなければなりません。
複数科目受診する場合は同日にすると無駄がなくなる
内科以外にも複数科目受診する場合は、できる限り同日に受診することにより初診料の節約につながります。 1回目とは異なり時間外可算等はなく、点数は144点なので1,440円です。 3割負担だと432円、1割負担だと144円となり1回目の半分で済むことになります。可能な限りまとめて得をしましょう。
費用について理解しておくと安心
内科で診察を受ける際には初診料の計算について理解しておくと、何にいくらかかったのかがわかりやすくなり、医療費の管理もしやすくなってきます。
その他の項目に関しても、医療費の領収証を確認すると何にいくらの費用がかかったのかがはっきりわかるので安心できるでしょう。
今回ご紹介した内容を参考にして、自分の医療費を把握するのに役立ててみてくださいね。