2019/10/30
内科検診に行きたいと考えているけれど、どのような目的の時に利用すれば良いのかわからない、具体的な内容が想像できず不安に感じているという方もいるのではないでしょうか。
そこで目的や検査内容、「健診」とは何が違うのかなどについてご紹介します。クリニックに足を運ぶ前に参考にしてみてください。
内科検診の目的と検査内容について
内科検診とは主に栄養状態や、心臓の疾病、その他身体の中で起きている異常などを調べるために行うものです。
内科検診の目的
大きな目的は、何か疾患があった際に早期発見するということです。 自分自身で自覚できていない身体の内側のトラブルや、問題を発見するのにも役立ちます。
内科検診の内容
クリニックで行う内科検診では目で見たり触れたりすることによって、異常がないかを調べます。
他にも血圧を調べたり、自覚している症状や気になることはないかの問診も基本です。 クリニックによって行われる内容が異なるので、事前に確認しておくと安心できます。
検診と健診の違いって何?
読み方はどちらも「けんしん」ですが、意味合いが異なります。 「検診」は、病気の早期発見を目的として行うものです。
この際身体全体を調べるというよりも、特定の病気に注目して身体を調べます。 代表的なところだとがんや、虫歯の検査です。 大きく分けると無料、または少額の自己負担で受けられる対策型と、全額自己負担となる任意型があります。対策型の場合は公的なものであり、対処集団に対する病気などの予防対策が主な目的です。
一方任意型は個人を対象としたものであり、自分の目的などに合わせて内容を選択できます。 「健診」というのは、「健康診断」の略です。会社などで定期的に行うものなどが代表的となります。 現在身体の状態が健康なのか、病気を引き起こす原因となるような危険因子が見られないかなどを確かめるためのものです。
保健指導として行われるものや、職場で行うもの、学校で行われるものなどがあります。例えば学生時代に、年に何度か身長や体重、視力、聴力などを調べる検査が行われますが、こういったものが該当するのです。
健康な身体を維持するのにも役立つ
健康状態は表面上を見ただけではわかりません。詳細な検査を受け、健康な身体を維持できるように心がけていくことが非常に大切です。
内科検診はそういった意味でも役立ってくれるものなので、健康に不安を感じている方や、いつまでも元気に生活していきたいと考えている方は積極的に受けていきましょう。