2019/10/30
福祉制度を利用したり、休職をする際に「病院で診断書をもらってきてください」と言われることがあります。
ですが診断書について、よく理解していない方も多いのではないでしょうか。 そこでどのような目的で作られるものなのか、内科でも取得することは可能なのかなどについてご紹介します。料金についても参考にしてみてください。
内科でも取得できる診断書
診断書とは、医師のみが作成できる書類のことをいいます。内科では診察をした際に、どのような症状があったのか、
くだされた診断や治療内容は何なのかといったものが記載されています。 特に求められるタイミングといえば、次のようなシーンです。
- 欠勤や早退、求職時に会社に提出
- 福祉制度を利用する際に必要な申請書類
- 労災保険や健康保険の使用時に必要な申請書類
他にも例えば体調的な問題があって、どうしても業務を予定通りに行えないため調整してほしいといった申し出をする際などにも使われます。
必ずしも発行されるものではない
病院に行って「診断書をください」といえば、必ず発行してもらえるものではありません。
発行されるのは、医師が支援や休養のために診断書が必要と判断した場合のみです。 そのためズル休みをして内科に行き、全く症状が確認されなかった場合などは発行されないので気をつけましょう。
診断書発行の手順やかかる料金について
発行までにかかる期間は、基本的に即日であるケースが多いものの、場合によっては2週間程度かかることがあります。
時間がかかりそうな場合は、余裕をもって相談を済ませておきましょう。
料金
原則有料となり自費扱いです。 安く済むケースだと2,000円ほどですが、内容によっては10,000円ほどかかることもあります。
また料金は全国的に統一されているわけではないので、事前に発行を依頼する医療機関に問い合わせておいたほうが安心です。
作成・発行の流れ
自動的に発行されるものではないので、自分から発行を申し出なければなりません。その際に所定用紙への記入が必要になることが多いです。
一般的には患者本人が、申し込みと受け取りを行わなければなりません。
料金を支払いその場で受け取るか、後日発行となります。また郵送の場合は書留で送付されるケースがあり、別途郵送料が必要となるのが一般的です。
直接病院に相談・確認
自分の症状や治療の場合は、診断書を作成してもらえるのか不安という方もいますが、医師の判断によって異なる場合もあるので、直接相談してみなければわかりません。
心療内科や精神科とは異なり、内科では病気の治療に関する診断書を作成することになるので、内容がはっきりしていて発行可能かどうかもわかりやすいです。
気になることや不安なことがあれば気軽に質問してみましょう。